神戸・西図書館 思い出の夏 親子新聞教室に小学生ら12人
夏休みのできごとを題材にした新聞づくり教室が8月14日、神戸市西区糀台5の西区文化センターであり、小学生6人と保護者ら計12人が「世界に一つだけの新聞」を作り上げた。
「親子新聞教室」と題し、市立西図書館が企画。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
児童らは、実際の記事をもとに、ニュースの基本は「5W1H」▽伝えたいことから先に書く「逆三角形」のスタイル▽見出しの付け方―などを学び、レイアウトでは、見出し、写真、記事の順に配置を考える原則も教わった。
続いて、親子で淡路、但馬、宝塚、姫路、高砂など県内各地への小旅行や、親類の家に赤ちゃんが生まれたこと、豪州の思い出などをテーマに新聞づくりに取り組んだ。児童らは見出しに頭を悩ませ、持ち寄った写真を貼り付け、記憶をたどって記事を書き、夏らしいイラストをあしらって新聞を仕上げた。
三好アドバイザーは「どう楽しかったのか具体的に書けば、読む人の心に響く新聞ができるよ」と呼びかけた。
神戸新聞社の号外車「めぐる君」が出動して、教室の様子を伝える特別号外を発行した。
[写真㊤]教わったことを確認=いずれも神戸市立西区文化センター
[写真㊦]親子で仲良く紙面編集
神戸市立垂水図書館主催の「夏休み! 親子新聞作り教室」が8月6日、同市垂水区日向1のレバンテ垂水であり、小学生ら3人と保護者の計5人が、東京五輪や新型コロナ、恐竜などの記事や写真を持ち寄って新聞を作った。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。神戸新聞社の号外車「めぐる君」が出動して、教室の様子を伝える特別号外を発行した。