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夏休みの思い出を新聞に 明石市内2図書館 児童20人参加し教室

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 小学生が新聞づくりに挑戦する教室が7月28日、西部図書館(明石市魚住町中尾)とあかし市民図書館(同大明石町1)であった。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーの指導で、児童計20人が夏休みの思い出をテーマに新聞を仕上げた。

 「新聞の研究室」と題し、夏休みの自由研究などに役立ててもらおうと企画された。

 西部図書館では、実際の新聞記事を見ながら、児童がニュースの基本の「5W1H」や見出しの付け方を学習。「何が楽しかったのか具体的に書こう」とのアドバイスを受け、それぞれ淡路島旅行やサッカーの試合の思い出を記事にした。並行してA3判用紙に持ち寄った写真やイラストを貼り、新聞にまとめた。

 同図書館には神戸新聞の号外発行車「めぐる君」が出動。教室の模様を紹介したミニ号外を参加者に配布した。播磨町立蓮池小2年の前田こうこさん(8)は家族で楽しんだ川遊びの一日を新聞に書いた。「文章を考えるのが難しかったけど、100点満点の出来上がり」と笑顔だった。(川崎恵莉子)=29日付朝刊明石版

[写真説明]夏休みの思い出をテーマに新聞づくりに取り組む児童=明石市魚住町中尾

新聞発行車「めぐる君」号外の紙面                                                                    

[写真説明]あかし市民図書館で新聞をつくった児童たち(写真撮影時のみ、マスクを外しています)

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