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子どもだけの街「ちびっこうべ」 仕事探し 職業体験 通貨で買い物

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10月15、16日も開催

 小中学生が職業体験をして得たオリジナル通貨で買い物を楽しむイベント「ちびっこうべ2022」(神戸新聞社など後援)が、神戸市中央区小野浜町のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で始まった。飲食店、デザイン工房、交番など約30の多彩な職業を体験できるブースが並ぶ。10月 15、16日にも開かれる。(谷川直生)221009tibixtukoube3.jpg

 子どもの創造性を育もうと、同センターが隔年で開催。今回、初日の9日は小学3年~中学3年の約150人が参加した。

 参加者は「市役所」で市民登録を済ませた後、「ハローワーク」で仕事を探してそれぞれ体験。さらに「銀行」でオリジナル通貨「キート」を受け取り、会場内の店を巡った。

 飲食の10店ではドーナツや豚まんなどを販売。8月からの事前研修に参加した子どもたちが市内のレストランで調理法や食材の知識を学び、店舗のデザインも手がけた。パスタ店の店頭に立った神戸市立宮本小4年の渡辺綾乃さん(9)は「分量やゆで加減が難しかったけど、おいしく作ることができるとうれしかった」と笑顔を見せた。

 「子どもだけの夢の街」をうたう会場には、大人は立ち入り禁止の設定。わが子の様子を見ようと思わず「不法侵入」してしまう保護者もおり、交番の子ども警察官が目を光らせた。

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 神戸新聞社は「ちびっこうべ新聞社」と題してブースを設け、号外発行車「めぐる君」も出動した。同市立枝吉小6年の西海蒼生(あおい)君(12)は同4年の妹めいさん(9)と新聞記者の仕事を体験。「取材を通して多くの人と交流できて良かった」と満足そうだった。

 15、16日とも午後0時半~5時。無料。保護者はエリア外で待機できる。参加希望者はKIITOのホームページから申し込む。=10月14日付朝刊広域A版

[写真㊧㊤]体験する仕事を求め「ハローワーク」に列ができた=いずれも神戸市中央区小野浜町[写真㊨㊤]「病院」で毛布を使った搬送方法を学ぶ子どもたち[写真㊧㊦]職業体験を終え、「銀行」で通貨「キート」を受け取る子どもたち

新聞発行車「めぐる君」号外の紙面

ちびっこうべ新聞社が発行した新聞