津波に心を痛めている、高知の中学生たちに話をしにいきます。
私にできるのは、次の世代に伝えることだから。
高知市の中学校に行き、阪神・淡路大震災と東日本大震災の教訓について講演します。これまで毎年、午前5時46分は神戸・長田で迎え、正午ごろまで火事で焼けたところを見て回っていました。火災の専門家として、大きな火災を許した原点を忘れないために。親しくなった人たちと会うために。テレビ出演もすべて断って、1度も欠かしたことがありませんでした。初めて、掟(おきて)を破ります。
中学校からは「1月17日に神戸のこと、東日本のことを聞かせてほしい」と依頼がありました。行くかどうかすごく悩みました。でも決めました。これからの社会を支えるのは、子どもたち。高知の子どもたちは、(東南海、南海地震による)津波に心を痛めています。高知に足を向けるのは、次に備えることだから。私ができるのは、次の世代に伝えること。3・11があり、ひとつの踏ん切りかなあと思います。
7時に伊丹空港を出て、高知発正午ごろの飛行機で帰ってきます。昼からは長田を歩き、どこかの集いで午後5時46分の黙とうをします。
(談)
1月17日は、大好きな神戸を
心と音楽で抱きしめる日です。【続きを読む】
被災された方々への哀悼の意を表し、家族や友達の大切さを感じる特別な日です。【続きを読む】
2005年から毎年神戸の街でライブをしています。今年も神戸でこの日を過ごします。【続きを読む】
毎年の過ごし方は特に決めていませんが、姉の遺影を前に静かに手を合わせています。【続きを読む】
津波に心を痛めている、高知の中学生たちに話をしにいきます。次の世代に伝えるために。【続きを読む】