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SDGsと農の 新聞を作ろう 神戸・滝川中1年

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 淡路島での農業体験を新聞にまとめようと、9月6日、神戸市須磨区宝田町2の滝川中学校で記者による出前授業が開かれ、1年生189人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 生徒たちは9月5日、体験型農場「タネノチカラ」(淡路市)で体感型SDGs研修に参加したり、「濱田ファーム」(南あわじ市)でタマネギ栽培の話を聞いたりした。SDGsは国連が定めた持続可能な開発目標。生徒たちはグループごとに新聞を製作し、「農」を通じた持続可能な社会について考える。

 授業では、生徒同士で「何をトップニュースにしたいか」を話し合い、30字以内でまとめた。生徒たちは、農業の土づくりや、特産のタマネギと島のかかわりを記事にしたいーなどと発表。三好アドバイザーは「淡路島で学んだことは何か、SDGsを強く意識した新聞をつくろう」と呼びかけた。

 5W1Hを押さえた記事の書き方や、分かりやすい見出しの付け方、メリハリとバランスを考えた紙面レイアウトなどについても説明した。

 三好アドバイザーは「SDGsは、私たちが望む未来のための基本。その取り組みは世界全体で遅れているが、諦めないで努力することが大切」と強調した。

[写真説明]「何を記事にしたいか」を30字以内でまとめる生徒=滝川中学校

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