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新聞をつくろう 伊丹・天神川小で出前授業

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 新聞記者から取材テーマの決め方やインタビュー取材の仕方を学ぶ授業が7月8日、伊丹市荒牧南3の天神川小学校であり、4年生97人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 児童たちが2学期、新聞をつくるのを前に記者に話を聞くことにした。

 まず、児童それぞれが記事に取り上げたいテーマを考えた。ジブリパークやパリ五輪、プロ野球などが上がり、三好アドバイザーは「人間の喜怒哀楽や社会性、地域性、国際性の高い話がテーマになりやすい」と話した。

児童たちは、取材の手法であるインタビューやアンケートなどのポイントを学習。アンケート調査について、三好アドバイザーは「回答者の属性(性別、年齢など)を押さえると、回答を深く分析できる」とアドバイスした。

 写真の撮り方では「報道写真は記念写真ではない。写真の中にテーマに沿った『情報』をいろいろ映し込むことが大切」と強調した。

 「好きなもの」をテーマに児童同士がインタビューし合うワークショップもあった。

[写真説明]取材したいテーマを発表する児童=伊丹市荒牧南3