NIEニュース

インタビューの仕方学ぶ 芦屋・潮見中1年

240531siomityu.JPG 友達新聞を作ろうと、芦屋市潮見町の潮見中学校で5月31日、インタビューの仕方や新聞の作り方を学ぶ出前授業があり、1年生(102人)が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の網麻子次長が講師を務めた。

 同校の1年は、「総合的な学習の時間」を使い、生徒同士がインタビューし合い、友達新聞を作る。今回の授業はその一環。網次長は、友達新聞について「相手のよいところを取り上げ、応援する気持ちで書こう」などと呼びかけた。話を聞くポイントとして、「質問ではなく対話。楽しみながら取材する」「具体的に聞き、時間を意識して変化を尋ねる」などを挙げた。

 生徒らは、2人一組でインタビューに挑戦。お互いに「好きなこと」について聞き合い、要点をまとめ、発表した。挙がったのは、ボクシングやサッカー、音楽、アニメなど。興味のある音楽の具体名に触れたり、好きになったきっかけを説明したりするなど、学んだことを生かしていた。

 また、この日の神戸新聞朝刊に目を通した。網次長が、記事を題材に、基本的な記事の書き方や見出しの付け方を説明すると、生徒らは紙面を見ながら、熱心に聞いていた。

[写真説明]お互いにインタビューし合う生徒たち=潮見中学校