SDGsと農業 取材のノウハウ学ぶ 神戸・滝川中1年
2024年05月21日
淡路島内にある体験型農場「タネノチカラ」(淡路市)と「濱田ファーム」(南あわじ市)を訪問するのを前に、滝川中学校(神戸市須磨区宝田町2)の1年生189人が5月21日、同校で事前学習に臨んだ。
生徒たちは5月31日、タネノチカラの体感型SDGs研修や、濱田ファームでのタマネギ収穫体験に参加し、体験を班ごとに新聞にまとめる。SDGsは国連が定めた17の持続可能な開発目標。同校は新聞製作を通し、生徒に「農」を通じた持続可能な社会の在り方や、食の大切さを考えてもらう。
授業は神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが担当。取材にあたって、特に面白かったことや苦労したことは何か▽農場はどんなにおいがし、どんな音が聞こえたか―などを押さえることが大事、と強調。「農業の魅力やSDGsの意味を淡路島に学ぶぼう」と呼びかけた。
インタビューの仕方や写真の撮り方も助言。「温暖化など地球規模の課題が数多くある。SDGsを自分ごととして捉え、問題解決を図ることが大切」と話した。
[写真説明]淡路島で何に取り組みたいかを話し合う生徒たち=滝川中学校
※5月31日の淡路島での研修や体験は延期されました。