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野外活動の体験 新聞に 三木・自由が丘中1年、記事の書き方など学ぶ

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 野外活動の体験を新聞にまとめようと、三木市志染町吉田の自由が丘中学校で、記事の書き方や見出しの付け方を学ぶ授業があった。1年生128人が参加し、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーのアドバイスで、養父市のハチ高原を訪れた思い出を記事にした。

 生徒たちは今月7~9日、ハチ高原で飯ごう炊さんやハイキング、魚のつかみ取りなどを楽しみ、互いの距離を縮めた。

 授業は13日にあり、三好アドバイザーは、記事を書くための基本「5W1H」や、結論から書く「逆三角形」スタイルなどを説明。「楽しかったことや工夫したことを自分の言葉で表そう」と呼びかけた。

 生徒たちは新聞作りに取りかかり、新聞名や記事の配置を考えながら作業を進めた。今後、授業を通じて新聞を完成させる。クラス対抗のドッジボール大会で優勝したことをトップ記事にした則本知志(さとし)さん(12)は「見出しを考えるのが難しかった」と話していた。=5月24日付朝刊三木版

[写真説明]野外活動の体験を新聞にまとめる生徒たち=三木市志染町吉田、自由が丘中学校