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記事切り貼り 新聞を製作 明石・中崎小4年生

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 興味のある新聞記事を組み合わせて壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の授業が5月8日、中崎小学校(明石市中崎1)であった。4年生61人が数人ずつの班に分かれ、相談しながら紙面を仕上げた=写真。

 神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。児童たちは最近の神戸新聞写真ニュースなどから、各自が選んだ記事を模造紙に切り貼りしていった。

 トップ記事に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型無人探査機「SLIM」による日本初の月面着陸(1月)などを選んだ班が目立った。大相撲の尊富士が110年ぶり新入幕優勝(3月)の記事には、勝負する力士の折り紙を添えた。

 最後に各班が壁新聞を紹介。能登半島地震や阪神・淡路大震災の関連記事を並べ、犠牲者に思いをはせた「いままでありがとう新聞」など力作がそろった。

 授業を受けた山岡月海(つきみ)さん(9)は「感想を書いたり、折り紙を貼ったりして新聞を作るのが楽しかった」と話した。=5月14日付朝刊明石版

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