NIEニュース

コラムを書こう 関学大生に本紙社員が講義

240312kannseigakuindai.JPG

 コラムの書き方講座が3月12日、西宮市上ケ原一番町の関西学院大学であり、新聞総部の6人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 神戸新聞朝刊1面にコラム「正平調」があるように、新聞総部が発行する「関西学院大学新聞」1面にはコラム「ポプラ」がある。講座は、「ポプラ」の読者(主に学生)をひきつけるコラムの書き方を学ぼうと開いた。

 コラムは短い評論文で、個人の体験などにもとづて自由に書くエッセーと少し異なる。三好アドバイザーは、コラムの文章構成として、起承転結やPREP法などを紹介。「読者の共感を得る意見・主張や、自分ならではの『オチ』を考えることが大切」と強調した。

 学生たちは「ポプラ」にふさわしいテーマは何か話し合った。「アルバイトする学生も多いので雇用問題を扱いたい」「学生の参考になるよう講義の紹介をしたい」「各学生の出身地に触れたものを書きたい」「季節や時機に合ったものを」など多様な意見が出た。

 最近の新聞コラムを読んで締めくくりの文章を考えるワークショップもあった。

 同部の石本理子総部長(2回生)は「起承転結など文章構成を意識したり、自分の実体験を少し入れたりすることを学んだ。『ポプラ』をより読みたくなるようなコラムにしたい」と話した。

[写真説明]新聞コラムを読んで締めくくりの文章を考える学生たち=関西学院大学

学生の感想