新聞ができあがるまで 本紙社員が授業 神戸・泉台小
2024年01月25日
「新聞ができあがるまで」をテーマにした出前授業が1月25日、神戸市北区泉台3の泉台小学校であり、5年生50人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
まず、新聞記者の仕事について話した。インタビュー取材で気をつけていることとして、具体的に聞く▽変化を聞く▽比較して聞く―などを挙げた。児童たちは「好きなもの」をテーマに互いにインタビューするワークショップを行った。
記事の書き方では「書き出す前に話を組み立て、テーマから目を離さず書くようにしている」と話した。
取材と記事出稿を経て、編集会議でそれぞれの記事の扱いが決まり、紙面整理、印刷、新聞が宅配されるまでを紹介した動画も流した。三好アドバイザーは「ネット時代、新聞社は信頼性の高い情報を届ける責務がある」と強調した。
[写真説明]お互いにインタビューする児童たち=泉台小学校