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新聞の理想像、高校生提案 クラーク国際高校で特別授業

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 クラーク記念国際高校の神戸三宮、芦屋、三田3キャンパス合同で「理想の新聞」を考える授業が、姫路市四郷町の神戸新聞播磨製作センターであった。

 同校と神戸新聞社による連携授業の一環で、複雑な時代を読み解き、生き抜く力を高めるのが狙い。若い世代が活用したい新聞の理想像を考え合い、校内アンケートを取るなどして、2年生を中心に31人が班ごとに発表会に臨んだ。

 漫画で伝えるニュース▽スポーツや芸能分野などでコレクションしたくなる紙面▽付録▽ニュース解説の短い動画―などを要望。電子版「神戸新聞NEXT」でアプリを作り、偏った情報収集を避けるために多分野の記事を読むとポイントが付いて、その特典で地域の商店の活性化を図る―といった案も出た。

 「新聞社はSNS(交流サイト)フォロワーが多いのに若者とつながっていない。タグ付けを工夫して地域への関心につなげて」「地元で暮らす外国人にも情報を届ける工夫を」との注文もあった。

 「神戸新聞検定」を提案した神戸三宮キャンパス2年の金井智亮(ともあき)さん(16)は「時事への関心に限らず、地元密着情報を通じて地域への愛着を深める機会をつくってほしい」と話した。(冨居雅人)=12月22日付朝刊ひょうご総合面

[写真説明]理想の新聞像について発表する生徒ら=姫路市四郷町