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号外や災害報道の意義を知る 神戸・上筒井小5年

231211kamitutuitsyou.JPG 新聞について学ぶ授業が12月11日、神戸市中央区野崎通1の上筒井小学校であり、5年生74人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務め、新聞社が号外を発行する理由や、災害報道の意義などについて話した。

 号外について、三好アドバイザーは「阪神タイガース日本一やヴィッセル神戸のJ1初制覇など、今年は兵庫発のスポーツニュースが目立った」「朝・夕刊より先に重大ニュースをいち早く伝える号外は、時代を映す鏡。来年も、みんなが喜ぶニュースで号外紙面を飾れたらうれしい」と期待を込めた。

 災害報道については「阪神・淡路大震災は来年1月17日、発生から29年を迎える。記憶が風化しないよう、次の大きな災害に備え、継続して伝えることが大切」と強調した。

 児童たちが最近のニュースから関心があるものを発表したり、記事の見出しを考えたりするワークショップもあった。新聞製作の流れをまとめた動画も視聴した。

[写真説明]新聞について学ぶ児童たち=上筒井小学校

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