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新聞を知ろう 神戸・北山小で本紙社員が授業

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 新聞について学ぶ授業が12月7日、神戸市西区北山台3の北山小学校であり、5年生49人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務め、「新聞を通して、世の中のことを知ろう」と呼び掛けた。

 児童たちから事前に「最近気になったニュース」を提出してもらった。イスラエルとハマスの衝突や米空軍オスプレイ墜落、日大アメフト部をめぐる違法薬物事件、サッカー・ヴィッセル神戸のJ1初制覇など、さまざまな出来事が上がった。

 三好アドバイザーは「世の中で起こるあらゆる出来事を、記事の扱いの大小を決めて作っているのが新聞」と説明。「いま、世界各地で戦争や甚大な自然災害が相次いでいる。新聞などから信頼できる情報を得て、『私たちにできることは何か』を考えよう」と呼び掛けた。

 このほか、児童たちは、最近の神戸新聞「写真ニュース」からイチオシ記事を選ぶワークショップに取り組んだり、記事の見出しを考えたりした。

[写真説明]イチオシ記事を発表する児童たち=北山小学校

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