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卒論や小論文をどう書くか 武庫川女子大で本紙社員が講座

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 読み手に伝わる文章を書くには―。新聞記者による図書館セミナーが11月15日、西宮市池開町6の武庫川女子大学附属図書館であり、1年生~大学院修士課程1年生約20人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが、卒論や小論文を書くときのテーマ設定や取材、文章作成のノウハウを伝えた。

 テーマ設定について、三好アドバイザーは、賛否が分かれるテーマが考察しやすい▽テーマが決まったら、仮説(予想される答え)を考える、などと説明。取材について「文献やネット情報だけに頼らず、インタビューやアンケート、フィールドワークを取り入れよう」と呼びかけた。

 文章の書き方では「書き出す前に話を組み立てることが大切」と強調。一つの段落に一つのテーマを▽同じ話題は同じ段落に▽テーマから目を離さない―などのポイントを挙げた。例文を示しながら解説する文章教室もあり、学生たちが、主語と述語を近づける▽漢字とひらがなを使い分けるーなどの留意点を学んだ。

 卒論に付ける写真はどのように撮ればいいか―。受講生たちは意見交換しながら考えを深めた。(解答例=テーマに沿った情報を写し込む、遠くから近くから高い位置から低い位置からたくさん撮ってみる)

[写真㊤]卒論や小論文の書き方を学ぶ学生たち=武庫川女子大学[写真㊦]小論文の書き方の一例

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学生の感想

※武庫川女子大学サイトの「NEWS」に今回の図書館セミナーの記事が掲載されています。記事はこちら