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天王寺動物園の思い出を新聞に 大阪市立本田小1年

231017hondensyou.JPG 秋の遠足で動物園を見学した体験を新聞にまとめようーと10月17日、大阪市西区川口1の本田小学校で、記事の書き方や新聞づくりを学ぶ授業があり、1年生140人が参加した。

 児童たちは10月13日、天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町1)を見学した。秋晴れの一日、キリンや、レッサーパンダや、オオコウモリや、チュウゴクオオカミなどを見て回った。

 授業は、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザー(兵庫県NIE推進協議会事務局長)が講師を務めた。「みんなのイチオシ動物はいたかな」と尋ねられ、児童たちは「キリン。食事する姿が愛らしい」「フンボルトペンギン。泳ぎ方や歩き方がかわいい」「ライオンはやっぱりかっこいい」「カバ。でかくて強いから」と元気よく答えた。

 三好アドバイザーは、記事の書き方について「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)が大切」「自分のイチオシ動物のことを取り上げ、自分だけの新聞をつくろう」「見出しは具体的に書こう」などとアドバイスした。

 紙面づくりでは、自分にとって大きなニュースを大きく載せる▽紙面の真ん中に写真を置いて、記事を目立たせるとよい新聞になる―などのポイントを挙げた。

 児童たちはそれぞれA3用紙に記事を書き、見出しを付け、先生たちが撮影した写真を貼りつけ、新聞を仕上げる。

[写真説明]見出しを考えよう。一斉に手を挙げる児童たち=大阪市立本田小学校231017honndennsyoujidougatukuxtytasinnbun.jpg

児童が作った新聞の一例

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※日本新聞協会NIEサイトに、担当の本田小学校・田内智恵主務教諭の寄稿「府県の垣根を越えて 大阪市の小1生、新聞づくりの授業」が掲載されています。リポートはこちら