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マイ新聞、できた!! 子どもたち、紙面に記憶刻む 大蔵海岸

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生物観察会、楽しさ伝える アプリで制作、参加者に配布

 夏休みの自然観察や思い出を新聞にする催しが8月2日、明石市の大蔵海岸や市立図書館で開かれた。子どもたちは手作りした紙面に夏の記憶を刻んだ。(領五菜月)

 大蔵海岸では、小学生6人が神戸新聞社の新聞作りアプリ「ことまど」を使って、海岸にすむ生き物の新聞作りに挑んだ。同海岸公園管理事務所が3年前から海岸の生物観察会を始め、今年から新聞作り体験が加わった。

 冒頭、同海岸の海の生き物を捕まえたり、調べたりできる学び場「自然観察センター」で海の生き物の観察、捕獲を行った。網と籠を手にした子どもらは海に入ると、魚やカニを追いかけて捕まえた。

 小さい魚は泳ぐのが速く、子どもたちは「惜しかったのに行っちゃった」と苦戦しながらも、イカの子どもやカニ、ヤドカリなどを次々と捕らえた。

 その後、大蔵海岸中央休憩所(大蔵海岸通2)で新聞作りに挑戦。スマホやタブレット端末で「ことまど」のアプリを使い、写真を選んで記事や見出しを作った。完成した新聞はA3用紙に印刷して、参加者に配られた。\

 大久保小2年の藤本花菜さん(8)は捕獲に成功したアオリイカについての新聞を作った。「イカを見つけて驚いた。文章を考えるのが難しかったけど楽しかった」と笑顔だった。=3日付朝刊明石版

[写真㊤]大蔵海岸で見つけた生物についての新聞を作った子どもたち=いずれも明石市大蔵海岸通2[写真㊦]捕まえた生き物を籠に移す子どもたち

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※明石市立図書館の記事はこちら