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神戸 新聞感想文の書き方学ぶ 講座に小学生と保護者20人

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 新聞感想文の書き方を学ぶ講座が8月6日、神戸市中央区の神戸新聞社であった=写真。神戸や阪神間、太子町などに住む小学3~6年生と保護者計20人が参加し、神戸新聞NIX推進部顧問の吉田尚美さんから指導を受けた。

 神戸新聞社などは、県内の小中高生を対象とした「第14回ひょうご新聞感想文コンクール」の作品を、9月まで募集している。その関連事業として、同講座を初めて開いた。

 吉田さんは、インターネット上に流れるフェイクニュースと比較し、「新聞は記事を載せるまでに多くの人がチェックしており、情報が正確」などと説明。感想文の書き方については、「なぜその記事を選んだか、体験を交えて書く」「自分以外の意見や、別の本の文章を取り入れる」などのポイントを挙げた。

 参加した児童は保護者と話し合いながら、新聞の中から気になる記事を選び、読んで感じたことを自らの言葉で原稿用紙につづった。(田中靖浩)=7日付朝刊広域面