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三木 児童が取材、新聞作り挑戦 6人、インタビューの仕方学ぶ

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 三木市内の児童が、市内のボランティア団体などを取材して新聞を作る取り組みが始まった。三木、別所、三樹、緑が丘東小の1~6年6人が参加。取材に先立ち、市立市民活動センター(末広1)で、インタビューの仕方を学んだ。

 赤い羽根共同募金への理解を深めてもらおうと、市共同募金委員会が企画。高齢者向けの「ふれあいサロン」や「子育てサロン」などで活動するボランティアを取材してもらう。

 インタビュー講座で講師を務めたのは、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザー。「話を聞き、その人の思いを文章にして伝えることは意義ある取り組み」と話して、具体的に聞くことや、動きのある写真を撮ることを助言した。さらに「自分なら周りの人に何ができるか考えよう」と呼びかけた。

 児童たちは「好きなもの」をテーマにインタビューし合い、県共同募金会のマスコット「あかはねちゃん」にさまざまな質問をした。

 取材の成果は交流サイト(SNS)や広報紙などで紹介する。=7月31日付朝刊三木版

[写真説明]「好きな食べ物は」―。あかはねちゃんに質問する児童たち=三木市末広1