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新聞感想文 書き方学ぶ 南あわじ・広田中生45人

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 新聞感想文の書き方を学ぶ講座が7月18日、南あわじ市広田中筋の広田中学校であった。1年2クラスの生徒計45人がそれぞれ受講。神戸新聞NIX推進部顧問の吉田尚美さんから新聞を読むことの大切さや感想文を書くこつを学んだ。

 神戸新聞社などは、県内の小中学生・高校生を対象に「第14回ひょうご新聞感想文コンクール」の応募を受け付け中。同校も参加する予定で、新聞感想文を夏休みの課題としている。

 講座で吉田さんは、インターネットで真偽不明の偏った情報が流れる危険性を説明。新聞について、多様な分野を網羅し正確な情報が載っていることや入試対策に活用できることに触れつつ、重要性を伝えた。

 感想文の書き方については「大切だと思う所に線を引く」などと助言。構成上の要点として、体験を交えてその記事を選んだ理由を入れる▽興味を持った部分とそれに対する感想を書く▽家族の意見や別の記事を取り入れて客観性を持たせる▽自分の考えの変化を盛り込む―の四つを挙げた。

 竹内愛依さん(13)は「新聞をよく見ると面白そうな記事があった。おばあちゃんの家で読み、いい感想文を書きたい」と話した。(古田真央子)=21日付朝刊淡路版

[写真説明]感想文の書き方を学ぶ生徒=広田中学校