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新聞記事に見出しをつけよう 尼崎・成文小

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 新聞記事に見出しをつける授業が6月30日、尼崎市大島2の成文小学校であり、3年生41人が参加した。小学2~3年生向けのNIE授業で、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 児童たちは「将棋の藤井聡太六冠が最年少で七冠と名人獲得」(今年6月)や「西宮神社の『福男選び』が3年ぶりに復活」(今年1月)などの記事の見出しを考えた。三好アドバイザーは「『福男選び』では3年ぶりに開かれたことにニュース価値がある。神事の様子が伝わる『駆ける』も見出しから外せない」と説明。「一番のニュースは何か考えるとともに、記事に内容にふさわしい言葉を探したい」と強調した。

 見出しのつけ方のポイントとして、「平均月給大幅アップ」より「平均月給90%アップ」のように、数字などを具体的に書く▽字の大きさ・色・形も工夫する―などを挙げた。

 記事の書き方にも触れ、「『なぜ』『どのように』を含め、『5W1H』を押さえることが大切」と話した。最近の神戸新聞「写真ニュース」からイチオシ記事を選ぶグループワークも行った。

[写真説明]「どちらの見出しがいいかな?」。三好アドバイザーの質問に、一斉に手を挙げる児童たち=成文小学校

児童の感想

※この「見出しを付ける」授業は、兵庫県NIE推進協議会がNIE(教育に新聞を)活動の一環として取り組んでいます。日本新聞協会NIEサイトにも「見出しを付けよう!! 小学2・3年生向けに出前授業」としてリポートが掲載されています。リポートはこちら