NIEニュース

「夏」新聞つくったよ 明石・中崎小4年

230601nakasakisyou.JPG

 新聞から「夏」を感じる写真を選んでオリジナルの新聞をつくる授業が6月1日、明石市中崎1の中崎小学校であり、4年生67人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 児童たちは、最近の神戸新聞の紙面から「夏」を感じる写真を切り抜き、それぞれA3判の用紙に貼った。近畿で梅雨入りや、ヒメボタルの乱舞(尼崎市)、サクランボ狩り(丹波市)、スイレンが見頃(明石市)、カモミールの花が見頃(神戸市)―。思い思いの写真を選び、そこから感じた音や声、感想を書き込んでいった。

 神戸の初夏のイベント「神戸まつり」が4年ぶりに開催された話題や、神戸市立須磨海浜水族園の閉園など直近のニュース、広告に載っていた餃子と生ビールの写真を選んだ児童もいた。ある児童は、梅雨入りの写真に傘や雨のイラストを添えた。

 「スイレンの花が池で泳いでる」―。それぞれ俳句も詠み、季節感の漂う紙面に仕上げた。

 このほか、児童たちが、最近のニュースから気になったものを発表したり、三好アドバイザーから新聞の読み方や記者の仕事について聞いたりした。

 三好アドバイザーは「みんなが夏休みに楽しみにしていることは何かな。体験したことを『5W1H』を入れて記事にしてみよう」と呼び掛けた。

[写真説明]「夏」新聞をつくる児童たち=中崎小学校