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〝情報の偏食〟してない? 姫路女学院高 本紙連携講座始まる

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 姫路女学院高校(姫路市豊沢町)の土曜講座「リベラルアーツ・デー」の神戸新聞ゼミが始まった。1年間、新聞を活用してニュースを自分事に考える習慣をつけ、世の中のさまざまな課題について考えていく。

 全8回で、神戸新聞の記者らがリレー形式で講師を務める。受講生は1、2年生の12人で、初回は「ネット時代の情報健康学」をテーマに、神戸新聞社教育事業戦略室の冨居雅人室長が講義。5W1Hが整理され、情報を端的に分かりやすく伝える新聞記事の仕組みを紹介する一方、「インターネットは便利だが、興味のあるニュースだけに接する〝情報の偏食〟に気をつけて、幅広い視点で情報に触れて」と呼びかけた。

 当日朝刊から興味を持った記事を選び、感想を発表し合う時間も。生徒らは「情報に接する視点が増えた」「世の中の動きを気にしつつニュースに関心を持つようにしたい」「新聞を見ながらネットのデマにだまされないよう気をつけたい」などと感想を語った。

[写真㊤]新聞をめくって気になる記事を探す生徒たち[写真㊦]気になる記事について感じたことを発表!

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