「トライやる」の体験を新聞に 明石・大久保北中
2023年04月18日
今年6月の就業体験「トライやる・ウィーク」で見聞したことを新聞にしよう--と4月18日、明石市大久保町大窪の大久保北中学校で、取材のポイントや新聞づくりのノウハウを学ぶ授業があり、2年生約250人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
生徒たちは保育園や医療機関、自動車ディーラーなど約100事業所を訪問予定で、「子どもが不安にならないよう歯科治療を手伝いたい」「自動車の整備についても知りたい」などと話した。
三好アドバイザーは、取材の仕方について、ある程度下調べをしておく▽具体的に質問する--などを、写真の撮り方について、テーマに沿った情報を写し込む▽人の動きのあるときに連写する--などを挙げた。
記事の書き方では、「5W1H」を押さえる▽内容が変われば段落を替える、レイアウトでは、真ん中に写真や絵を置くと、紙面が引き締まるーなど具体的にアドバイスした。
三好アドバイザーが担任の教諭に「好きなもの」についてインタビューし、その場で記事にする模擬取材も行った。写真撮影は生徒が担当した。
三好アドバイザーは「『トライやる』を夢を見つけるきっかけにしよう。夢を探し続けていると、心がわくわくする瞬間がきっとある」と話した。
[写真説明]新聞づくりのノウハウを学ぶ生徒たち=大久保北中学校
※この「トライやる新聞づくり」の授業は、兵庫県NIE推進協議会がNIE(教育に新聞を)活動の一環として取り組んでいます。日本新聞協会NIEサイトにも「『トライやる』新聞をつくろう」としてリポートが掲載されています。リポートはこちら