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新聞の役割や記者の仕事を知る 神戸・葺合高

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 新聞の役割から新聞の読み方、記者の仕事まで、新聞について知る授業が1月13日、神戸市中央区野崎通1の葺合高校であり、1年生約50人が神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーから話を聞いた=写真。

 「総合的な探究の時間」の一環で、企業やNPO、理化学研究所、国際協力機構(JICA)などの20人が講師を務めた。三好アドバイザーは「ウクライナ危機やコロナ禍など世界が混迷を深める中で、新聞に求められるのは、いっそう信頼できる情報を届けることと、人命と人権を守ることだ」と強調した。

 記者の仕事について「自分の記事がきっかけで社会が動いたときにやりがいを感じる。取材したかった人に会えることが楽しい」と話した。

 記者になるためのスキルとしては「社会の出来事に関心を持ち、共感したり疑問を感じたりすることが大切」「新聞は世の中で起きることすべてが取材対象。学生のときに興味あるものを学べば、それは取材に大いに生かされる」などとアドバイスした。

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