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「新聞ができるまで」解説 本紙記者、姫路・太市小で授業

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 新聞を学校教材に生かす「NIE」の一環で、新聞社や記者の仕事について学ぶ授業が11月29日、姫路市西脇の太市小学校で開かれた。神戸新聞姫路本社編集部の山本晃記者(25)が5年生13人を前に、新聞の読み方や紙面作りについて説明した。

 山本記者は当日の朝刊を広げながら、「姫路版」「西播版」などの地域面や社会面、スポーツ面など新聞には多彩なページがあると紹介。各家庭に配達されるまでの流れも説明し「さまざまな部署のチームワークで読者の元へ届けられる」と話した。

 ノートパソコンやカメラ、腕章など記者が使う道具類も披露。太市特産のタケノコ収穫や、竹の活用法について児童らが学んだ授業の記事など、過去に紙面に掲載された校区内のニュースも紹介し「分かりやすく正確な記事を心がけている。読者の反響の大きさがやりがい」と締めくくった。

 是川紗菜さん(11)は「たくさんの人の力で新聞が作られていることが分かった」と話していた。=12月1日付朝刊姫路版

[写真説明]新聞社の仕事について学ぶ児童ら=太市小学校