気になる記事選んで新聞作り 神戸・谷上小
2022年11月08日
新聞から気になる記事を選び、話し合って新聞を作る「まわしよみ新聞」の授業が11月8日、神戸市北区山田町下谷上の谷上小学校であり、5年生51人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
児童たちは10月、神戸ハーバーランドの神戸新聞本社を見学し、新聞ができあがるまでの流れや、たくさんの社員が新聞製作に携わっていることを学んだ。「次は自分たちで新聞を作ろう」と、この日の授業に臨んだ。
数人ずつの班に分かれて作業。神戸新聞写真ニュースの今年6~11月号の記事を模造紙に切り貼りし、感想を書き込んだ。トップニュースには、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の活躍や、広島・長崎原爆忌(8月6、9日)、中秋の名月(9月10日)、神戸・南京町の中秋節(同)などが選ばれた。記事にちなんだ俳句も考えた。4コマ漫画を描いた班もあった。
三好アドバイザーは「それぞれ関心のあるニュースが違うのが興味深い。最近の出来事について友達や家族と話し合ってみよう」と呼び掛けた。
[写真㊤]壁新聞を作る児童たち=いずれも谷上小学校
[写真㊨]協力し合って新聞作りが進む