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有事における情報の読み解き方学ぶ 神戸学院大

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 ロシアによるウクライナ侵攻やコロナ禍など有事の報道を通し、情報の読み解き方を学ぶ授業が10月31日、神戸市中央区港島1の神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで開かれ、1~4年生13人が参加した。神戸新聞社NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 三好アドバイザーは、有事の新聞の読み方として「記事を読み比べ、歴史的背景と関連づけて考えることが大切」と強調。ウクライナ侵攻では「戦争を終結させるため、わたしたちに何ができるか意見を交わそう」と呼び掛けた。

 コロナ禍の報道では「安全安心情報を提供するのが新聞の役目。患者さんに真に役立つ情報を届けたい」と話した。

 受講した1年生の安福瑞希さん(18)は「『新聞の役割は人命と人権を守ること』という言葉が印象に残った。平和な社会をつくるため新聞などから情報を得る必要があると分かった」と話した。

[写真説明]学生たちが有事における情報の読み解き方を考えた=神戸学院大ポートアイランドキャンパス

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