19職種、本紙記者も講師に 職業人、やりがい語る 高砂・阿弥陀小
2022年11月18日
児童の職業観を養う授業「職業人と語ろう」が11月10日、高砂市阿弥陀町阿弥陀の阿弥陀小学校で開かれた。神戸新聞東播支社の笠原次郎記者（50）や書道家ら19職種の講師が、６年生91人に仕事のやりがいを語り、簡単な職業体験会も実施した。
ほかの講師は、警察官、看護師、消防士ら。生花店の店員は児童に花の生け方を教え、美容師は髪の切り方を手ほどきした。
笠原記者は、新聞の見出しが原則10文字までであるというルールを説明し、カメラの構え方も指導。「取材相手に心を開いてもらうには、小声の人には小声で話しかけるなど相手に合わせることが大切」と強調すると、子どもたちは熱心にメモを取っていた。
またこの日、同市高砂町大工町の高砂小学校でも同様の授業があった。６年生の児童たちがグループごとに分かれ、美容師や看護師、自動車整備士、新聞記者らから、その仕事の内容や楽しさなどを聞き、体験を通じてそれぞれの仕事への理解を深めた。=11日付朝刊東播版
[写真説明]笠原記者（右奥）から写真の撮り方についてアドバイスを受ける児童たち＝阿弥陀小学校
