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「トライやる」の体験を新聞にしよう 明石・大久保北中 本紙社員が指導

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 新聞づくりのノウハウを学ぶ授業が10月14日、明石市大久保町大窪の大久保北中学校であり、2年生221人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 2年生が就業体験「トライやる・ウィーク」で見聞したことを個人新聞にまとめるのを前に、取材の仕方や記事の書き方を学ぼうと開いた。

 生徒たちは訪問先として、餃子の王将や上新電機などを挙げた。三好アドバイザーは、取材の仕方について、ある程度、下調べをしておく▽「5W1H」を押さえる―などを挙げた。記事の書き方では、テーマは何かを意識し、書き出す前に仮見出しを考える、レイアウトの仕方では、トップ記事が大きく見えるよう工夫する▽紙面を引き締めるため、真ん中に写真や絵を置く―などを勧めた。

 三好アドバイザーは「すべての仕事は、よりよい社会をつくるためにある。訪れた事業所を応援する気持ちで取材しよう」と呼び掛けた。

[写真説明]各教室のモニターを通じ、三好アドバイザーの話を聞く生徒たち=明石市大久保町大窪、大久保北中学校