紙面に躍る夏休み 神戸 親子新聞教室、盛況
「夏休みの思い出」をテーマに小学生が新聞作りに挑戦する教室が、神戸市内各地で開かれている。8月13日には同市西区糀台5の市立西区文化センターであり、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーの指導で、小学3~4年生6人と父母の計12人が思い思いの新聞を仕上げた。
同センターと市立西図書館の共催。「親子新聞教室」と題し、夏休みの自由研究などに役立ててもらおうと企画された。
三好アドバイザーは「コロナ下の貴重な思い出を、ほかの人と違う紙面で彩ろう」と呼び掛け、目を引く見出しを付けたり、ビジュアルな紙面を作ったりすることを提案した。
児童は、「5W1H」を押さえた記事の書き方や、トップ記事を目立たせるなどのレイアウトのポイントを学習。A3判用紙に持ち寄った写真を貼り、それぞれ東京や県内各地への旅行、プール遊び、空手大会、家での手伝いなどの思い出を記事にして新聞を完成させた。
神戸新聞社の号外発行車「めぐる君」が出動。教室の様子を紹介した特別号外を参加者に配布した。
[写真㊤]新聞を製作する参加者=いずれも神戸市立西区文化センター
[写真㊨]できあがった新聞は夏休みの思い出がいっぱい
◆
8月19日には神戸市須磨区中島町1の須磨区文化センターで「親子新聞教室」(同市立須磨図書館主催)があり、幼稚園児~小学3年生7人とお母さんたちの計12人が参加した。それぞれ宍粟や丹波、京都への家族旅行、泳げるようになったなど、夏休みの思い出があふれる紙面を作り上げた。
神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務め、神戸新聞社の号外発行車「めぐる君」が教室の様子を伝える特別号外を発行した。
[写真㊧]持参した写真を見ながら夏休みの記憶をたどる=いずれも神戸市立須磨区文化センター[写真㊨]記事に書くと、楽しかった体験がよみがえる