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「新聞ができるまで」を学ぶ 神戸・西須磨小5年

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「新聞ができるまで」を学ぶ授業が6月21日、神戸市須磨区行幸町3の西須磨小学校であり、5年生155人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

児童たちは、神戸新聞ができるまでの流れを動画で学んだほか、取材・写真撮影のヒントとして、「5W1H」を押さえる▽テーマを常に意識する▽記念写真にならないよう心がける―などを、レイアウトのヒントとして、真ん中に写真を置くと紙面が引き締まるーなどを教わった。

三好アドバイザーは、同市須磨区でも大きな被害が出た阪神・淡路大震災について取り上げ、「発生から27年が過ぎた。防災・減災報道は継続することが大切で、みんなが記憶と教訓を語り継いでほしい」、ロシアによるウクライナ侵攻については「平和な社会を築くことが新聞の役割。戦争終結に向け、私たちにできることを考えよう」と呼び掛けた。

[写真説明]記事の見出しを考える児童たち=西須磨小学校