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強靭な民主主義の国づくりを 市西宮高で主権者教育の授業

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 1票の意義を学ぶ「主権者教育」の授業が3月7日、西宮市高座町の市立西宮高校であり、18歳成人を前にした2年生316人が参加した。

  神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーがロシアのウクライナ侵攻に関連し、「多くの人が投票することが、力による外交に対抗し得る、強靭(きょうじん)な民主主義の国づくりに欠かせない」と強調した。

  生徒たちは「どの政治課題に関心があるか」について意見交換。外交・安全保障を選んだ生徒は「ウクライナに、日本は何ができるか考えたい」「尖閣諸島や北方領土の問題に関心がある」などと話した。

 三好アドバイザーは「友人や家族と政治の在り方を含め、日本と世界の未来について話し合おう」と呼び掛けた。

 また生徒たちは、投票に行かないと意見が反映されないことを体感するゲームや、国の予算額から「1票の価値は約205万円」と算出する計算式を通じ、1票の大切さを学んだ。

[写真説明]主権者の在り方を考えた授業=西宮市高座町、市立西宮高校

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