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仕事のやりがい語る 高砂・伊保南小で本紙記者ら 7職種12人の講師授業

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 児童の職業観を養うための授業「職業人と語ろう」が11月2日、高砂市梅井2の伊保南小学校で開かれた。神戸新聞東播支社の笠原次郎記者(49)や警察官ら計7職種12人の講師が、6年生約40人に仕事のやりがいについて話した。

 講師は美容師や保育士、プラスチック加工業者も務め、信用金庫職員は小切手に金額を入力する機械や札束を数える機械を紹介。自動車販売会社で働く男性は、水素で走る燃料電池車(FCV)に児童を乗せた。

 笠原記者は、新聞の見出しの作り方や写真の撮り方を説明。藤田心和(ここわ)さん(11)は「記者の仕事の楽しさや難しさが少し分かった気がする」と話した。=11月3日付朝刊東播版

[写真説明]笠原次郎記者(中央奥)から写真の撮り方についてアドバイスを受ける児童ら=伊保南小学校