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新聞について学ぶ 神戸・千鳥が丘小 本紙社員が授業

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 新聞について学ぶ授業が11月19日、神戸市垂水区千鳥が丘3の千鳥が丘小学校であり、5年生132人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 班ごとに、神戸新聞「写真ニュース」8~11月号からイチオシ記事を選ぶワークショップを行った。米同時テロ20年で追悼式典(9月)や、東京五輪閉幕(8月)、神戸市立王子動物園のジャイアントパンダの話題「タンタン、26歳おめでとう」(9月)などが関心を集めた。朝来・竹田城跡が雲海シーズン(9月)のニュースを選んだ班も。三好アドバイザーは「それぞれ関心事が違うことが分かったと思う。最近の出来事について友達や家族で話し合ってみよう」と呼び掛けた。

 記事の書き方や、読者の関心を引く見出しのつけ方も説明。ポイントとして「5W1Hを押さえて書く」「『電車に乗って』を『電車に揺られて』と言い換えるなど、気に入った言葉を使ってみる」などを上げた。

 この日の本紙朝刊から新型コロナ関連の記事を探す取り組みを通し、網羅性や一覧性など新聞の特長についても学んだ。

[写真説明]イチオシ記事を発表する児童たち=千鳥が丘小

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