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気になる記事で壁新聞作り 三田・富士中2年 折り紙使い工夫

 三田市立富士中学校(同市富士が丘3)の2年生98人が11月9、10日、新聞紙面の編集を体験する「まわしよみ新聞」に取り組んだ。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を担当。生徒は新聞記事から重要な内容や気になるニュースを選んで組み合わせ、壁新聞を作った。

 生徒はグループごとに、東京五輪▽淡路で恐竜の化石発見▽竹田城跡の雲海シーズン到来―など、国内外の話題から優先順位を検討。「大谷(翔平)選手より(県知事の)斎藤さんを入れた方がいいのかな」などと相談し、折り紙で吹き出しを作ったり、赤や青のペンで見出しを強調したりしていた。

 最後に各グループが壁新聞を紹介。五輪や若手アスリートを取り上げた「スポーツが熱い新聞」や、県内の特産や珍しい景色を詰め込んだ「びっくり新聞」など力作が並んだ。真本悠真さん(13)は「グループによって選んだ記事が違っておもしろかった。自分は最近の話題を思い出しながら選んだ」と話した。(喜田美咲)=11日付朝刊三田版

[写真説明]吹き出しを付けたり文字の色を工夫したりする生徒ら=富士中学校

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