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実践・インタビュー記事 大阪府大生に本紙社員がオンライン講義

【神戸新聞】府大_写真・ぼかし縮小.png

 インタビューの仕方や記事の書き方を学ぶオンライン講義が8月26日行われ、大阪府立大学のボランティア・市民活動センターV-station(堺市)の学生9人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 学生たちが堺市内の市民活動団体6団体に活動内容をインタビューし、冊子にまとめるのを前に、取材や記事作成のノウハウを知ろうと開いた。

 三好アドバイザーは自身が取材し、本紙の記事になった大学生のインタビューを紹介。質問の柱3つを考えてもらった後、実際の音声データを聞いて記事を書いたり、見出しを考えてもらったりした。

 インタビューが上達するコツとしては、段取りを決めすぎない▽先入観にとらわれない▽会話を楽しむ―などを挙げた。取材時のメモの取り方では「キーワードを逃さず、大切な部分に☆印などを付ける」「情景描写や自分が感じたことを書く」、取材の心構えでは「下調べしたことを少し相手に伝える」「ニュートラルな心と笑顔で乗り切る」などを勧めた。

 三好アドバイザーは「今回の取り組みが、堺市内の市民活動団体が連携を深めるきっかけになればいい」と期待を込めた。

[写真説明]「言葉の大切さ」に触れたオンライン講義

学生の感想一覧

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