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いろんな情報に触れよう 姫路女学院高生 新聞の読み方学ぶ

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 新聞を通じて正しく情報を読み解く力「メディアリテラシー」を学ぶ授業が4月17日、姫路市豊沢町の姫路女学院高校であった。本紙の冨居雅人・販売局次長兼NIX推進部長が、情報との向き合い方について解説し、1、2年生29人が耳を傾けた。

 同校では月1回、「リベラルアーツ・デー」と題して少人数制のゼミを開き、専門的な知識を深める。授業は神戸新聞の記者らが、さまざまなニュースを題材にリレー形式で講師を務める全8回のゼミの初回として開かれた。

 冨居局次長は「新聞は、必要とする人に必要なニュースが届くように編集された"情報のコンビニ"」とし、政治経済やスポーツ、事件事故など多岐にわたる話題をバランスよく載せていると説明。インターネットで興味のある情報だけに触れていると「情報の偏食」を起こし、物事への考え方が偏りやすくなってしまうので注意して、と指摘した。

 続いて、生徒は4~6人に分かれて17日付朝刊を読み、気になった記事を発表した。多くのグループが新型コロナ関連を挙げたが、それぞれが記事に対する思いや意見が異なっていた。

 冨居局次長は「同じ記事を読んでも視点や意見は、みな違う。多様性を認め合い、情報に対する考え方の幅を広げてほしい」と語った。 

 2年の橘涼凪(すずな)さん(16)は「スマホで好きな芸能人の話題を見ることが多いけれども、興味を広げる意識が大切だと思った」と振り返った。

[写真説明]新聞から情報と向き合う方法を考え合う姫路女学院高の生徒たち=姫路市豊沢町