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記者による文章教室 神戸・須磨友が丘高 本紙社員が授業 

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    新聞記者による文章教室が4月23日、神戸市須磨区友が丘1の須磨友が丘高校であり、1年生240人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 生徒たちはこの日の本紙朝刊から新型コロナ関連の記事を探すワークショップなどを通し、新聞の特長である網羅性や一覧性、記事の書き方、読み方について理解を深めた。

 文章教室では、本紙朝刊の1面コラム「正平調」や社説の要約に取り組んだり、採用された新聞投書の良い点を考えたりした。生徒たちは悪文を直す問題にも挑戦。三好アドバイザーは、文章の書き方のヒントとして、主語を明確に出す▽主語と述語を近づける▽具体的に伝え、根拠も示すーなどを挙げた。

 よくある表現を避けるコツとして、「ディテールの描写と背景の書き込み、多少の言い換えで文章を豊かにできる」と説明。「文章をたくさん書いて、リアルな自分を発見するきっかけにしてほしい」と呼びかけた。

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  ※兵庫など4都府県に緊急事態宣言発令を目前に、コロナ関連記事は37本を数えました。吉本新喜劇の芸人、チャーリー浜さんを追悼する「正平調」の要約例(25字)は「チャーリー浜さん死去、『寂しいじゃあ~りませんか』」でした。

[写真㊤]文章の書き方を学ぶ生徒たち=須磨友が丘高校 [写真㊨]言葉選びを説明したスライド

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