児童 いろんな職業学ぶ 高砂・米田小 美容師や本紙記者ら講師
2021年02月26日
児童が多様な職業について教わる授業「職業人と語ろう」が２月25日、高砂市米田町米田の米田小学校で開かれた。６年生１１１人が、美容師や銀行員、保育士ら11職種17人の講師から、それぞれの仕事の内容を学んだ。
総合的な学習の一環。さまざまな職種の人の考え方に触れ、将来の目標づくりに生かすことなどが狙い。児童は11グループに分かれ、それぞれ２職種を選んで話を聞いたり、仕事を体験したりした。
神戸新聞東播支社の斉藤正志記者（41）は、新聞づくりの過程を説明。記事を分かりやすくしようと、文章だけでなく、写真やグラフなどを使って工夫していることを話した。不祥事を起こした会社の責任者役を斉藤記者が務め、児童が質問する〝記者会見〟も体験した。
６年１組の林原瑚乃果さん（12）は「取材を体験してみて、記者の仕事に興味が持てた」と話した。＝26日付朝刊東播版
[写真説明]新聞記者の仕事について話す斉藤正志記者＝米田小学校
