神戸・港島学園 児童たちが「まわしよみ新聞」作り
2021年01月27日
新聞から気になる記事を選び、意見交換しながら壁新聞を作る「まわしよみ新聞」のワークショップが1月27日、神戸市中央区港島中町3の港島学園であり、小学5年生92人が参加した。
神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。児童たちは4人ずつの班に分かれ、昨年1年間の神戸新聞「写真ニュース」の記事を切り抜き、トップニュースを決め、模造紙に貼り付けていった。最後に新聞名や記事を選んだ理由を発表し合った。
トップニュースには、探査機「はやぶさ2」からカプセルが地球に帰還(12月)などの明るい話題や、阪神・淡路大震災25年の追悼行事(1月)を選んだ班が目立った。コロナに脅かされた一年。「緊急事態宣言」(4月)を選んだ班もあった。
記事から俳句も考えた。サッカー・ヴィッセル神戸の天皇杯初優勝(1月)に寄せて「神戸勝つ白い冬に赤い服」「日本海冬の味覚はズワイガニ」「バイデン氏米国冬に第一歩」―。ビジュアル性の高い、カラフルな紙面が並んだ。
[写真㊤] 各班ごとにトップ記事や俳句を紹介(撮影・藤本愛美里さん)=いずれも神戸市中央区港島中町3[写真㊨]気になる記事を選ぶ(撮影・紀友莉奈さん)