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テーマは「SDGs」、インタビューの仕方学ぶ 神戸・住吉中

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 国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」の実現に取り組む企業や団体を取材するのを前に、インタビューのコツを学ぶ講座が10月23日、神戸市東灘区住吉山手1の住吉中学校であった。1年生180人が神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーから話を聞いた。

 インタビューを通して具体的な取り組みを学び、SDGsの理解を深めるのが狙い。

 三好アドバイザーは、コロナ後の社会とSDGsについて「環境・災害対策に取り組む新産業が生まれたり企業の地方移転が進んだりするなど、SGDsに通じる持続可能な復興が進展する」と予測。「10年後に今と形を変えていない業種はないだろう。企業はSDGsを念頭に長期的な価値向上を図る必要がある」と強調した。

 インタビューでは「具体的に聞く、変化を聞く、比較して聞くと相手も話しやすい」などとアドバイス。生徒たちは数人の班に分かれ、「好きな有名人、映画、食べ物」「行ってみたいところ」などをテーマにお互いにインタビューした。三好アドバイザーは、俳優で歌手の北村匠海(たくみ)さんのファンという女子生徒に模擬インタビュー。「出演映画は何が好きですか」「あいみょん作詞作曲のヒット曲『猫』は歌えますか」などと質問。会話を楽しみながら〝北村匠海・愛〟を引き出すコツを教えた。

 生徒たちは12月、SDGsの実現を目指す市内の企業などを訪問しインタビューする予定。

[写真説明]コロナ後の社会とSDGsの関係を考えた出前授業=住吉中学校 

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