新聞の読み方、役割学ぶ 本紙社員が授業 洲本・鮎原小
2020年01月28日
新聞の読み方や役割を学ぶ授業が1月28日、洲本市五色町鮎原の鮎原小学校であった。5年生19人が、神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーから話を聞いた。
児童たちはワークショップで、班ごとにイチオシ記事を選んだ。阪神・淡路大震災25年の追悼行事やラグビー・トップリーグ開幕を選んだ班は、ニュース性・話題性の高さを理由にあげた。昨年10月に発生した首里城(那覇市)焼失の記事を選んだ班は「再建の動きも知りたい」などと話した。
三好アドバイザーは「関心を持った記事について調べ学習すると、世の中の動きがよく分かるようになる」と強調した。
新聞製作の過程や淡路総局の取材体制、災害報道などについても説明した。
[写真説明]イチオシ記事を選ぶ児童たち=鮎原小
児童の感想 三浦未来さん「さまざまな分野を取材していることが分かった。政治の記事も読んでみたい」、吉田怜生(れい)君「神戸新聞ができるまでの過程が分かってよかった」