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神戸・美野丘小で本紙社員が震災授業

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  阪神・淡路大震災25年をテーマにした授業が1月23日、神戸市灘区箕岡通1の美野丘小学校であり、5年生88人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが講師を務めた。

 当時の被災状況と復興したまちの様子などを説明し「犠牲になった6434人の無念を忘れない」「今は『災前』であることを意識し、命を守る行動をとろう」と強調した。

 三好アドバイザーは阪神・淡路当日、神戸・三宮の神戸新聞本社で宿直勤務だった。「平成は災害の時代だった。その記憶と教訓を語り継ぎたい」と話した。

 記者の仕事についても説明し「自らが興味のある人に会って取材できるのが魅力」と話した。

    児童の感想 蒲田悠貴君「震災犠牲者6434人一人一人の命の重さを知った」、坂田詩希さん「危険な現場で取材して読者に情報を伝える記者はすごいと思った」