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被災した神戸の様子語る 本紙社員 猪名川中などで震災授業

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 阪神・淡路大震災をテーマにした授業が1月17日、猪名川町白金1の猪名川中学校と尼崎市三反田町2の立花南小学校であり、神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが講師を務めた。

 三好アドバイザーは震災当日、全壊した神戸・三宮の神戸新聞本社で宿直勤務だった。猪名川中学校の授業は全校生836人が参加。三好アドバイザーは当時の被災状況や復興したまちの様子を説明し、「阪神・淡路の記憶と教訓を語り継ぐのが当時を知る者の務め。途切れのない災害報道を続けたい」と話した。3年の中西充希さんは「被災者の思いが伝わってきた。災害のとき、誰かを助けられる人になりたい」と話した。

 尼崎市立立花南小学校の授業は5年生115人が参加。木島花さんは「きょうの話を後輩に伝えたい」と話した。=19日付朝刊阪神版

 [写真説明]猪名川中の生徒らが阪神・淡路大震災について学んだ講演=猪名川町白金1