2、3年生が壁新聞作り 県立尼崎高
2020年01月15日
気になる新聞記事を切り抜き、持ち寄って壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の授業がこのほど、県立尼崎高校(尼崎市北大物町)であった。2年生18人、3年生22人がそれぞれ、神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーから新聞作りについて教わった。
選択科目「コミュニケーション」の一環。2年生、3年生とも4、5人の班に分かれ、各紙の朝刊や神戸新聞の「写真ニュース」から記事を切り抜き、各自が「なぜ、その記事を選んだのか」を発表。全体の構成を考えながら模造紙に貼り、記事の感想を書き込んだ。最後は班ごとに新聞名やトップ記事を決めた理由を発表し合った。
「迎春新聞」と名付けた班は、新年の明るい話題としてトップニュースに「ヴィッセル神戸の天皇杯初優勝」を選んだ。三田市内で聞いた「あなたの家のお雑煮は?」という地域色豊かな記事をトップにした班もあった。
三好アドバイザーは新聞の特徴として一覧性と網羅性を上げ、「森羅万象、世の中で起こるすべてがニュース。自分がどんな分野、どんな記事に関心があるのか気付くきっかけにしてほしい」と話した。
生徒の感想 阪本正宗さん(2年)「新聞に掲載される、さまざまなニュースを読みたくなった」、池口稀璃香(きりか)さん(3年)「新聞について詳しく知る良い機会となった」