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新聞記者の仕事学ぶ 本紙アドバイザーが授業 神戸・須磨東高

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  新聞記者の仕事や新聞の役割を学ぶ授業が11月11日、神戸市須磨区東落合1の須磨東高校であり、1年生17人が神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーの話を聞いた。

 「職業人に学ぶ」をテーマに、新聞社や大学・専門学校、行政書士会などの6人が講師を務めた。三好アドバイザーは来年1月で発生25年となる阪神・淡路大震災の報道や、平成に発生した主な災害について解説し、「一つ一つの災害から教訓を学び、人命を守るのが新聞の役割」と強調した。広い県土を有する兵庫の地方紙・神戸新聞が、きめ細かい地域版製作をしていることも紹介した。

 また「新聞の特徴は一覧性や網羅性で、各分野の情報を手早く知ることができる」と話した。

[写真説明]須磨東高の生徒らが記者の仕事を学んだ授業=神戸市須磨区東落合1(撮影・澤田達希さん)

 生徒の感想 澤田達希さん「新聞から得る災害情報が有効だと知った」、藤井康平さん「人権を守る報道を心掛けていることが分かった」