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明石・中崎小 本紙アドバイザーが指導 新聞づくりのこつ学ぶ

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 新聞づくりのこつや新聞記者の仕事を学ぶ授業が5月29日、明石市中崎1の中崎小学校で開かれ、4年生62人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが指導した。

 NIXは、NIE(教育に新聞を)やNIB(ビジネスに新聞を)などあらゆる世代で新聞活用を図る取り組みで、神戸新聞記者が県内各地で授業や講演を続けている。

 児童は、この日の授業を例に記事に必要な「5W1H」を考えたり、授業の様子を撮影して写真の撮り方を学んだりした。

 レイアウトでは、写真、見出し、記事の順に配置を考える原則を教わった。23~24日に同市立少年自然の家で行った野外活動を振り返る新聞づくりに役立てる。完成した新聞は同市内の小学4~中学3年生を対象にした「みんなの新聞づくりコンテスト」(神戸新聞社など後援)に応募する予定という。

 新聞記者の仕事では、三好アドバイザーが明石総局の取材体制などを説明し「人命や弱者を守るのが新聞の役割」と話した。

 上村優芽(ゆめ)さんは「新聞づくりのとき、きょう学んだことを思い出してしっかり書きたい」と話していた。=30日付朝刊明石版

   [写真説明]班ごとにイチオシの記事を選ぶ児童たち=中崎小、撮影・八嶋琉生(るい)君

   児童の感想 藤松真菜清(まなせ)さん「時間はかかるけれど、みんなに読んでほしいという思いが伝わる新聞をつくりたい」

 ※NIX推進部は「みんなの新聞づくりコンテスト」に応募する明石市立王子小学校、同市立二見西小学校でも授業を行いました。