聞く力、伝える力を養おう 神戸学院大 本社社員が授業
2019年05月29日
「聞く力、伝える力」を養う授業が5月28日、神戸市中央区港島1の神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで開かれ、現代社会学部の清原桂子研究室の3年生14人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが講師を務めた。
学生たちは同市の委託を受け、市ホームページに企業紹介の記事をアップする作業に取り組んでいる。
企業幹部に話を聞くとき、何を心掛けたらいいか。市民や就活中の学生に読んでもらえる記事はどう書いたらいいか。タイトルや見出しはどう付けたらいいか―。学生たちは4グループに分かれ、この日の神戸新聞朝刊からイチオシの記事を選んだり、インタビューでの留意点を考えたりした。
三好アドバイザーは「インタビューでは、その人のよさが伝わる言葉選びも大切」と話した。
学生の感想 「『インタビュー前に下調べしすぎない』と聞いて意外だった」「聞いたことをメモするだけでなく、その人の雰囲気や言葉遣いも気に留めるようにしたい」「知ったかぶりをせず、わからないことは聞き直すという当たり前だが大切なことを学んだ」「卒論で応用できる文章力をあげるポイントを知った」